2014年9月13日土曜日

先手必勝

今ソーラーを取り巻く環境は厳しいです。電力との協議はものすごく時間がかかります。
幹線に余裕があるかどうかの回答は2−3週間できます。
これが高圧とかみなし高圧になると、増強工事が必要かどうかの回答に3ヶ月は掛かり、負担金の決定までにさらに1−2ヶ月掛かります。金額が確定して初めてここでやるかどうかを決めます。代金を振り込むと2ヶ月位で外線工事が完了します。これは何も無いような最低限の場合の話で、幹線や設備の増強工事が必要ということになると1年2年待ちは当たり前になります。
増強工事が必要でない最低限の場合でも半年はかかります。出来るだろうと見切り発車した場合、非常に厄介な問題が出てきます。それは設備は出来ても連係出来ないので、売電できないのです。となると、1年なり2年間はひたすら返済のみをしないといけなくなります。あるいは、負担金がべらぼうな金額だった場合だと、連係にすすめなかったりしますので、ここは時間がかかっても確認出来るまでじっと待たないといけない所です。
この辺のプロセスは、知らない人も多くて困っている人もおります。Yahoo!の知恵袋に50KWX4を先行して設置したが、連係出来なくて困っているということが載っていました。近くの発電所でも同じようなことがあり、非常に困っているとも聞きました。
それなりの規模となると、計画してから1年位は掛かります。
因に、今回の案件は既存電柱が立っており、トランスの設置と配線で1ヶ所22万円、案外安い金額で済みました。それでも、回答は時間がかかり半年待ちでした。

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