2014年12月27日土曜日

パネルの影 配線組み直しへ その2

後段と前列の間隔1.5mなので、今の季節は一日中前列分は影にかかります。パネルの影がかるので配線の変更をしました。
上が改善前、下が改善後です。改善前では、ストリング16/17/18/19が影の影響を受けています。16が影になるようにして17/25を救済するのが狙いです。
パワコンがマルチストリング対応なので、枚数が不順でも問題ないです。
レイアウト上は簡単に変更できますが、実際の配線となると取り回しの問題がありますので、実際にやっているとどうなっているのかわからなくなってしまいます。配線が足りないので、延長ケーブルを作った対応なども必要になります。
それ以外にも問題が。今回パネル割りつけ図をもらっていたのですが、パワコン番号とパネル番号があってないものがありました。電気遮断したつもりなのに電気が来ているというのは、これは怖いです。
発電しているときに、配線を外すとスパークします。これを回避するには、すべてのパワコンを止めて作業しないといけませんが、発電を止めるのももったいないので、早朝など発電の弱い時を狙って作業しました。
さて効果はいかに?


2014年12月23日火曜日

消費税還付 繰上返済へ

消費税の還付を申請して、約1ヶ月で還付されました。この金額を借りたばかりの融資への繰上返済にあてました。消費税8%なので、融資金額の8%程度に相当します。
当然ですが、その分金利負担が軽減されます。その金額は、返済金額の30%くらいになります。100万円返済すれば、30万円の利子を支払わなくて済むことになります。
しかし、銀行にとってはその分収入が減るのであまり嬉しくないような対応でした。借りるときは色々と条件をつけてもったいぶっていましたが、返済するとなると消極的な対応でした。
日銀の金融緩和で金利は低くなっていますが、だからと言って誰でも簡単に借りられるというわけではなく、矛盾を感じないでもないです。

今後も引き続き早期返済につとめるためにも、繰上返済をしていきたいのですが、その辺は天気次第だと感じております。

2014年12月19日金曜日

2015年度 太陽光発電、買い取り20円台に

予想されたこととはいえ、来年度はとうとう売電価格20円台になりそうです。
過去に申請して放置している空押さえ案件つぶしや増設、出力抑制などの規制も新たに適用ということで、リスクばかり増えるような状況となりそうです。
今後は新規分が見込めないような感じがします。
その一方で、過去の認定分が既設分の5倍くらい残っています。どれくらいが実際に設置されるのか?つぶしの対象になって実現できないのが結構出るような気がします。
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/008_haifu.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF18H21_Y4A211C1EE8000/?dg=1

2014年12月18日木曜日

太陽光設備に制御装置、経産省、需給安定へ義務付け。

雪が降り寒い中で、本日の日経には、またまた逆風記事が出ています。
現行では、500KW以上のソーラーは年間30日の出力抑制を受ける可能性があります。
改正案では、状況によってすべてのソーラーが規模に関わらず出力抑制となる案になります。この出力制御装置を取り付けることが義務化されるのと、上限として360時間となっています。日照時間が年間2000時間くらいなので、実に1/6にも及ぶ可能性があります。
今後、ソーラー申請分がどんどん設置されていくと、こういったことが現実化していくのかと思います。
設備も50KW未満だと5−10万円くらいかかるみたいで、費用負担をどうするのかはこれからになるようです。既存設備に波及するのかどうか?次から次へと不安は絶えません。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF17H1T_X11C14A2EE8000/?n_cid=TPRN0004

2014年12月17日水曜日

パネルの影 配線組み直しへ

冬季は前列のパネルの影が後列にかかるようになっています。
マルチストリング対応のパワコンだと影響を多少軽減することができます。そこで、配線を組み直すことにしました。
期待度は高いですが、多少です。数字のレトリックで、10%減るところが5%減で済んだ場合、効果は50%ということになります。実際には、50%ではなく5%にしか過ぎないのですが。
パネルの配線は、縦を基本にするか横を基本にするか。画像のように横一直線で影がかかる場合は、横を基本にしたほうがいいですが、電柱の影が串刺しでかかるような場合は、縦を基本にしたほうがいいです。
配線の組み直しは結構面倒です。効果を確認しながら少しずつ進めていきたいと思います。

2014年12月15日月曜日

PPS エナリスが不適正会計処理

12日に開示された決算報告によれば、売り上げ高と利益が下方修正となっています。
これを受けて15日からの東証での売買がどうなるのか注目されます。会計処理は適正で不正がないというのが原則ですので、市場から退場を求められるのか?踏ん張るのか?PTSでは大きく売られていますので、その流れを引き継げばストップ安水準でスタートかもしれません。要注目です。
これまで、事業として電気のプレミアム買取をしています。企業として存続できなかった場合、既に契約されている分はどうなるのでしょうか?
契約では、1年毎の契約で何もなければ自動更新なので、このようなことが起きてしまうと簡単にスイッチングできるのでしょうか?
本来電気を売った人に行く代金は、債権者などに優先的に回されてしまうのでしょうか?中小の PPSはこういうことがあるから怖いです。
最近、東電管内ですが、ソフトバンクがプレミアム買取を始めました。これくらいの会社規模ならそんな簡単には潰れる事はないのではないでしょうか?安心感が違います。
再生可能エネルギーの電力会社として世界1を目指すというループもPPS事業を開始すべく準備しております。世界1を目指すというのは、目標としてもびっくりします。
エナリスも成長するために色々と無理をした結果がこれですので、着実に成長をしていってほしいと思います。

2014年12月14日日曜日

角度30度と10度の発電出力比較

私も人の子なので、発電量が少ないと心穏やかではいられません。少しでも多くということでトライしてみた結果になります。発電量についてはグラフを見ていただきたいと思います。
1台のパワコンは5入力(ストリング)となっています。
パネル11枚/角度10度(ストリング76/78)、
パネル10枚/角度30度(ストリング77)、
パネル10枚/角度10度(ストリング79/80)という構成です。
このように、パネル枚数や角度を混在できるのはマルチストリングパワコンならでは。一括入力だと全てを同じ条件にしないといけません。
設置角度による実際の発電量はストリングごとに差が出ています。春とか夏に関しては差は出てこないと思いますが、太陽高度の低い冬にはこのように差が出てくると思います。
こういった差異は、晴れてこそとなります。反射光と直射光では違ってきます。曇りなどの時には、角度が低い方が発電量が多くなります。曇りの時は、光が雲に反射するので、光が真上から来るような感じになるからです。ただし、日射量は少なくなりますので、影響は限定的になります。
こういったグラフを見ると全てを角度30度にしたくなりますが、高角度は土地が多く必要、施工やメンテが大変になります。
ピークカットをなるべく減らすなら過積載比率は120%位にする。ピークカットを受け入れるのであれば150%位にする。晴天の日ばかりではないので、この辺を考慮する必要があります。
パネルの間隔も冬至を基準にするのか夏至を基準にするのかで変わってきます。冬至を基準にすると、年間ほとんどの季節で土地が無駄になってしまいます。冬至の頃は、発電量もかなり少なくなってきていますので、その辺は目をつぶって設置するという割り切りも必要と思います。
設置したらそれで終わりではなく、手間を掛かけてメンテすることで売電収入と充実感を得ることができるのではないでしょうか?

2014年12月12日金曜日

真面目な人は長生きする ソーラー設置したら長生きしたい

ソーラー設置したらそれでお終いではなく、人生を享受しないと意味がありません。
どうしたら長生きできるのでしょうか?過去80年の追跡調査によって明らかになった真実がここに明らかにされています。
嫌な会社に行ってストレスを受けて揉まれたほうが長生きするということが書かれています。ストレスフリーになると危ないとのことです。
ソーラーやってしこたま稼いで、管理などは全てお任せでボーッと過ごすようになると先行きは暗いということが書かれています。どうしたら、発電が向上するのかとか、管理を自身で行ってPDCAをしっかり回すようにするなどしたほうが長生きできるのではないかと感じました。
もっともこれは傾向というか確率といったもので絶対というわけではないです。真面目に取り組んでも、早死にするかもしれません。
これと関連した話で、サラリーマンを早期退職して憧れの不労所得で生活を夢見るという人は多いと思います。昨日の日経電子版に気になる記事が出ていました。
憧れの生活を手にしたものの、虚しさを感じてしまったということからもやりがいというか生きがいの大切さを感じました。
http://www.nikkei.com/money/features/67.aspx?g=DGXMZO8044274003122014000000

2014年12月10日水曜日

角度30度と10度の比較

1ストリング=10枚で構成しています。6枚30度で、4枚10度というパネル構成でしたが、10枚30度に組み直しました。
角度30度ともなると設置は大変です。パネル上に乗ると滑るし、レール上のパネルは滑り落ちてくるしで。
ループの架台は3X3が標準なので、1枚分は自作で対応をしました。
金具はタキゲンのものを使いました。
10度のものと比べて出力はどれくらい差が出るか?少なくとも、冬季などは顕著な差があるのではと期待します。1ストリングのみなので、大勢に影響はないと思います。残念です。


2014年12月7日日曜日

円安 円ドル相場120円を突破

円ドルの為替相場がアレヨアレヨという間に121円をつけました。海外製のパネルはもろに影響を受けます。国産といっても海外製のOEM製品や原料を輸入に頼っていると影響なしというわけにはいきません。
工事費なども上がっていますので、海外製パネルでの設置をお安くいう目論見はなかなか難しくなってくると思います。
来年の売電価格は、優遇期間を過ぎるためにプレミアム分の剥落が予想されます。設置コストの上昇を打ち消すかというとそうでもないようです。
設置コストの平均をとるのではなく、最安値を基準とするトップランナー方式を採用するみたいです。
経産省に出す報告によれば、KW20万以下というのも少数ながらあります。今年の価格が決まった時が30万くらいだったので、かなり安くなろうかと思います。
同時に、制度も変更される見通しで、接続時の価格になるのではないかと予想されています。
どういう風になるのか様子を見ていきたいと思います。

2014年12月5日金曜日

ソーラーは博打? リスクが高い??

以前、不動産屋の人にソーラー勧めたら、そんな博打のようなことはと一蹴されてしまいました。そんなにヤバいものでしょうか?
いまだと年末ジャンボ販売されています。当たることを期待して買う方も多いのではないでしょうか?宝くじの返戻率は50%、競馬が75%となっていて、博打の方が戻りは多いです。世間的にはギャンブルこそ悪の元凶という意見もあるようで、イメージは悪いです。
年末調整に向けて、生命保険などの申告が必要になってくる。生命保険によっては、家に次ぐ高価な買い物になります。1000万を超える場合もあると思いますが、躊躇しないのでしょうか?
生命保険の場合も、平均すると掛け金以上には戻らないようになっています。それでも、多くの人はこれらに手を出してしまいます。
ソーラーの返戻はというと、大体3倍くらいになりますので元手を引くと2倍くらいの返戻になることになります。いかに高率なのかわかると思います。
リスクはありますが、保険、ギャンブル、宝くじよりも有利だと思います。その辺を説明するのですが、土地がない、金がないなどすぐにギブアップされる方が多いです。少数の方でこういった困難を克服するために奔走されている方もみえます。楽して儲かるというものはないということになると思います。

2014年12月1日月曜日

11月を振り返って

12月に入り早速雨降りのスタートとなっています。
今年前半は、昨年の好調を維持したままで、後半が不調ということになりそうです。日の出から日の入りまでどれだけ日照があったかという日照率もこれを反映して低めに推移しています。
11月の売電実績のグラフで見ると、
1:右肩下がりであることがわかります。
日射の強さ、日照時間が関係しています。
2:雨の日が多い。天候不順なので、利用率というか稼働時間が減ります。
それが、売電量にモロに跳ね返ってきます。
12月の冬至を越えれば徐々に改善されていくのを期待しています。夏以降天候不順で売電伸び悩みを払拭してほしいと思います。最初が雨のスタートなので、出足をくじかれてしまいました。